夢を”持つ”から、夢を”語る”へ
あなたの夢は何ですか?
もし、この問いをされたとき、すらすらとあなたは答えることはできるかな?
人生で一度は聞かれたことがあるはずのこの質問。子どもの時はすんなりと答えることができていたのに、いつからか答えることができなくなっていた。
大人は子どもに、
『夢を持とう。』
と教えるのに、大人は夢が出てこない。
これは、何故だろう?
子どもと大人で何が違うのかな?
大人になると怖いことがたくさん増えてくる。
『失敗したらどうしよう』
『周りの人からなんていわれるかな?』
『今更夢を語るなんて笑われるよ』
そう。
夢を持つことはいいと思ってるんだよ、みんな。
でもね、夢を語ることが怖くなってるの。
夢を語るとは、自分以外の人に、その夢を伝えるということ。
その夢を語った先に何が起きるのか、怖くなってしまう。
だから、夢を”持つこと”の大切さは、みんな語れるの。
夢を自分の中で持ってるから。でも外に出せないから、夢を”語ること”の大切さを教えることはできないんだよね。
でもね、夢は語らないと、絶対に成功しないんだ。
何故だと思う?
それは、夢を叶えるためには、1人では叶えることができないから。
今、君の周りには、誰がいる?
お父さん・お母さん・お姉ちゃん・お兄ちゃん・弟・妹
彼氏・彼女・先輩・後輩・上司・お隣さん・
僕たちは絶対に1人では生きることができない。
絶対に。
僕たちは、必ずお母さんから生まれてくる。
僕たちは、1人では、生まれてくることもできないんだ。
僕たちはたくさんの人に助けてもらって、支えてもらって生きることができている。
あなたの夢は自分1人で叶えることができると思いますか?
あなたが夢を語ることで、その夢の物語が始まる。夢がスタートする。
もし、尾田栄一郎さんが、ワンピースを頭の中だけで止めていたら。
もし、J・Kローリングさんが、ハリーポッターを頭の中だけで止めていたら。
もし、三浦知良選手が、高校時代ブラジルに行くと言っていなかったら。
ここで、共通しているのは、みんな失敗するのは怖かったんだよ。そりゃもちろん人間だもん。いろんな経験してるからね。問題なのは恐怖心があることじゃないんだ。
恐怖心よりも、行ってみたい世界がある。叶えたい夢がある。
その恐怖心を乗り越え、その先の世界に進んでいく、覚悟があること。勇気があること。そして、自分を信じる ”自信” があることなんだ。
自分は彼らと違うから・・・
そう、違うんだよ。
あなたは、三浦知良選手と同じ道を歩くことはできない。
でもね、三浦知良選手もあなたと同じ道を歩けないんだよ。
あなたが叶えたい夢にたどり着くことができるのは、あなたただ一人。
そんなあなただけの夢を語ることで、その物語が始まります。
人間だもん、嬉しいこともあれば、辛いことも怖いこともある。でも大丈夫、あなたを助けてくれる人はたくさんいるから。何も怖がることはない。
もし、あなたが、たどり着きたい夢があるなら。叶えたい夢があるなら。
夢は持つのではなく、夢を語ってみませんか?
夢はあなた自身
Dream = Yourself